山村留学生保護者の方よりのページ  
 
山村留学をしている児童のご家族よりのメッセージです。
 これから山村留学をさせたいと考えておられる方や、現在子どもさんを預けておられる方に少しでも元気が分けられれば幸いです。 
(※個人名、名称等は記載しておりませんのでご了承ください)
「 世界にひとつだけの花」
 親の役目というのは、どの子にも生えている小さな「芽」をつみとることなく水を与え、堆肥を与え、枯らさないように大きく大きく育てる事だと思っています。それは決して親が望んだからと言って赤い花を咲かす訳ではなく、ましてや肥料の与え方で黄金の実をつけるものでもないと思います。我が子が何色の花を咲かすのかな、どんな実をつけるのかな、親はワクワクしながらその「芽」を大切に育てます。
その「芽」は兄妹だからといって同じような育ち方はしません。兄にはスーパー栄養剤だった「道谷の生活」もはたして妹に栄養剤として吸収されるのでしょうか、一抹どころか九抹の不安を親は抱えているのに本人は「アコガレの道谷」へ喜々として飛び込んで行きました。
 『 おや、この子は毛色が違うゾ。 』
 その通りです!先生!。虫が苦手、寒いの苦手、テレビ大好き、おしゃれ大好き・・・。およそ道谷に向かないモモカが「道谷っ子」になって一年がたとうとしています。       
里親さんにも先生方にも仲間たちにも沢山たくさんお世話をかけたことと思います。皆さんのおかげで娘は思い描けなかった素敵な体験を全身で感じとり、栄養として大きな花を咲かせることでしょう。
 もう残りわずかになってしまった道谷での生活を、悔いなく全力で笑って過ごして欲しいと願います。今という一瞬は長い一生の中の一瞬だけれど、二度と戻らない一瞬なのですから。
 どうぞ、娘をよろしくお願いします。そしてありがとうございました。
山村留学をさせて
 早いもので、娘の留学も残り三カ月程になりました。娘の口から「山村留学してみたい」と言われた時は驚きましたが、思い切ってさせてみて良かったと思います。
 道谷での生活ではいろいろな事柄にチャレンジすることができ、中身の濃い充実した生活を送ることができたのではないかと思います。親元から離れ、今までとは違う環境の中で生活することは大変だったと思いますが、里親さんをはじめ先生方、地域の皆様のお陰で楽しく過ごす事ができたと思います。ありがとうございました。
 一輪車や氷ノ山の登山そしてミュージカルなど道谷でチャレンジし、体験したことが娘をたくましくし、友だちと協力して作り上げていく大切さなど大事なことに気づき学ぶことができたと思います。
 この山村留学での経験や思い出は、これからの娘の人生の中で心の支えとなっていくことと思います。留学前の娘より一回りも二回りも大きく成長した姿を見て、思い切って留学させて良かったと思います。本当にありがとうございました。あと三カ月ですがよろしくお願いします。
家族の成長
 「おじいちゃんにお供えしといて!」
 息子の言葉です。親子運動会の障害物競走でとったアンパンを笑顔で渡してくれました。これには一緒に参加してくれた香美町在住のおばあさんとおばさんも感動。七年前に亡くなった香美町のおじいさんはアンパンが大好物だったのを覚えていたようです。離れて暮らして心配でしたが、かえって励まされました。先生方やクラスメイト、里親さん、地域のみなさんの力をお借りして、息子は一回り成長したようです。
 「ひまや〜」 弟の言葉です。兄とよく一緒に遊んでいた弟は急に相手がいなくなり、退屈を持てあましていました。一ヶ月がたち、本を読んだりカードゲームを広げたり、一人で過ごすのがうまくなってきました。前にも増して友達
とも遊びます。弟にとっても成長する機会になっていることを実感しています。
 「お母さん、こっちやで」 よく、息子に道を教えてもらっていた方向音痴のお母さんは、息子を頼りにしていただけに内心心細く感じているに違いありません。道以外でも、もちろん彼は頼りになりましたから。子離れをする機会と思ってがんばっているようです。
 「お父さん、飲み過ぎないようにね」
 息子は、お母さんと一緒にお父さんの心配をする係でもありました。最近はお酒の量もちょっと減らしています。控えめだけど言うべきことはしっかりと主張する彼の存在は、我が家にとってかけがえのないものだとあらためて気づかされています。 
 道谷の先生方やクラスメイト。里親さん、地域のみなさんの力をお借りして、息子ともども家族が育つ機会を得たことを、本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。
道谷で学ぶ
 道谷でお世話になりはじめ、早いもので三ヶ月目に入りました。天真爛漫という言葉がピッタリな次女です。喧嘩しながらもお姉ちゃんとは、いつも一緒だったので、『一人で大丈夫かな?』って心配していましたが、昔からいる子のように馴染んでいると、先生はじめ里親さんからお話を聞きます。もう、一輪車にも乗れるようになったようです。キャッチボールも出来る様になったみたいです。イモリ(黒くてお腹の赤いやつ)を田んぼでいっぱい捕まえて飼っていたり…すでに沢山の武勇伝が聞こえてきます。
留学生の保護者より
 都会っ子代表のような生活、性格の息子でしたが、先日の運動会に行って会った時に、あまりの変化にびっくり!!
 家では全然甘えてこなかったのに甘えてきてくれて、里親さん宅では帰宅次第、川へ遊びに行っていました。
 大阪では自然で遊ぶ機会もありませんし、お友達と遊ぶ時もいつも家の中でしたので、大阪では絶対に出来ない体験が沢山出来ているかと思うととても嬉しいです。
 道谷に来るまでは、山村留学という制度にいまいちピンと来ていませんでしたが、来てみたら想像以上に素敵な人達や土地に圧倒されました。
一度一緒に行った友達までも「子供が出来たら山村留学させたい!」と言っていたほどです。
学校の皆様、里親さん、地域の皆様には大変お世話になっています。感謝でいっぱいです。3月に息子が成長して帰ってくるのが楽しみです。ありがとうございます。
あと9ヶ月程ありますがどうぞよろしくお願い致します。

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